ポール・マッカートニー "ONE ON ONE" ツアー 4/25 日本武道館公演

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    ビートルズゆかりの武道館に、ポール・マッカートニー・コンサートを聴きに参りました。

    私は、武道館を訪れるのは、生まれて初めて。地下鉄を九段下で降り、花びらのない桜に囲まれた千鳥ヶ淵を初めて見ながらゆっくりと現地へ向かいました。

     

    何せ、ビートルズ解散から2、3年後の長崎市の中学1年生から聴き出した私が、当時は公式のライブ録音が出ていなかった時代、沖縄の那覇市にいた高校1年生の時に、どうしても彼らのライブ演奏が聴きたくて、買い求めた初めてのビートルズの海賊盤が、この武道館での公演でした。しかも、当時の1966年(昭和41年)に放映されたTV放映を北海道旭川市(父は新聞記者で転勤族でした)にいた小学1年生の自分は見ていた記憶があり、以来、彼らが日本に来て、唯一、ライブ演奏を行った武道館は、自分に取って、特別な場所でした。

     

    右側のブルーのスリーブジャケットが、初めて父の東京出張時に買って来てもらった海賊盤"THE BEATLES/TOKYO-SIXTY SIX"、下の綺麗なカラージャケットは、沖縄の高校時代に関西方面に修学旅行へ行った時に京都で偶然見つけた同じ武道館ライブのオランダ海賊盤"FIVE NIGHTS IN A JUDO ARENA"。Rock'n Roll Music から始まるこの武道館ライブに初めて針を落とした時の驚きよ。公式レコードに比較するとはるかに音質が悪く、ステレオ音源でもないので、ボーカル、コーラス、各楽器の分離はなく、すべて混ざった音が、駄々っ広い空間に吸われていくような音で、さらにジョンとジョージのボーカルとコーラスが投げやりではありましたが、その場におけるライブゆえの熱狂具合は伝わってきて、概して荒削りな魅力がありました。また、私は、ポールのベース音が無性に好きで快感なので、ステレオのBASSのツマミを最大に上げて楽しんでいました。

    因みに左のピンクのスリーブジャケットの海賊盤LPは、"BACK IN 1964 AT THE HOLLYWOOD BOWL"。武道館より2年前の絶頂期のハリウッドボウルでのライブ録音ですが、これの原盤は実はカラージャケットで、垂涎の一品でしたが、東京からはるか遠くの沖縄にいた私には、とうとう手に入れるチャンスがありませんでした。が、その後、CDになったカラージャケットで音質抜群の海賊盤が数種類出回り、それを入手し、さらに、昨年になって、ついに公式CDである"LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL" がリリースされました。が、ジャケットは、このイラストの海賊盤の方が出来生えが良かったと思います。

     

     

    さて、40年来のそんなあこがれの武道館にPM3時に到着、50代60代のファンの割合が多かったように見受けられました。お馴染み、サージェントペパーズのコスチュームを着て闊歩しているファンがいました。

     

    このグッズ販売所にて、武道館限定Tシャツを購入。幸運にも、このエリア内にて、手前の道路を通る黒のセダンに乗ったポールの会場入りに居合わせましたが、乗っていたのはあっち側だったので、見られたのは車内で手を振る後ろ姿でした。

     

    なるほど、ドームに比べて会場の規模が小さく、ステージが近いです。席は8万円のS席2階スタンドでしたが、とても見やすい角度で、おそらく、10万円SS席の後半よりもよく見えるような気がしました。


    開演前に、ステージ下手側のスタンドがどの位近いのかを確認しに行きました。ビックリするほど近かった。1966年ビートルズを観に来たかったものだと痛切に思いました。

     

    ステージ下手側2階スタンドから、ポールのヘフナーバイオリンベースの入ったハードケースが見えます。スタンド1階からだったら、もっと近くに見える。ポールが楽屋からステージに登って行く姿も。

     

    ついに登場、Sir Paul McCartney!

     

     

    アンコール時に、舞台上でステージに上げられたサージェント・ぺパーズのコスチュームの羨ましいファンの方達。一生の思い出になるでしょうね。

     

    2時間半の熱演でした。今までポールの4度のドーム公演を経験しましたが、それに比べて会場の規模が小さいので、ステージ左右の拡大スクリーンも無く、アンプの音がダイレクトに短時間に直接耳に届くというライブハウスにおけるストレートなロックバンドグルーヴの醍醐味がここにあると感じました。また、レーザー光線なども自分の身の近くまで届くので、臨場感が段違いでした。
    ビートルズが1966年にここでこんな感じの音を出したんだなと想像しながら聴いていました。チケット高過ぎますが、ちょっとコアなビートルズファンにとっては、おそらく、ポールが来る限りは、必死に稼いで武道館の方に戻って来ようとすると思いました。私も含めて。会場は、一昨年の初回の武道館にも参加された方々が結構いました。
    今回、1966年にビートルズとしても演奏した"I WANNA BE YOUR MAN" が日本初披露でした。

     

    セットリストは、以下の通りでした。

    01. A Hard Day’s Night
    02. Jet
    03. Drive My Car
    04. Junior’s Farm
    05. Let Me Roll It
    06. I’ve Got a Feeling
    07. My Valentine
    08. 1985
    09. Maybe I’m Amazed
    10. We Can Work It Out
    11. Every Night
    12. In Spite of All the Danger
    13. Love Me Do
    14. Blackbird
    15. Here Today
    16. Queenie Eye
    17. Lady Madonna
    18. I Wanna Be Your Man
    19. Magical Mystery Tour
    20. Being for the Benefit of Mr. Kite!
    21. Ob-La-Di, Ob-La-Da
    22. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
    23. Back In The U.S.S.R.
    24. Let It Be
    25. Live And Let Die
    26. Hey Jude
    アンコール
    27. Yesterday
    28. Hi Hi Hi
    29. Golden Slumbers
    30. Carry That Weight
    31. The End

     

    実はこの日の為に、10数年前にビートルズのコピーバンドDr.Robert をやっていた頃に作ったユニフォームを持ってきたのですが、寒かったので着ませんでした(笑)。大阪ドームのコンサートでは着た事があるので、遠くからでも、背番号を見られた人がいるかもしれません。ジョンフリークなら9番にしていたところですが。私はもちろんヘフナーバイオリンベースのポール役でした。

     

    posted by: HoroGino | コンサート評 | 14:42 | comments(0) | - |